今回は潰瘍性大腸炎の増悪期及び治験中・後の最悪時でお世話になったものを書きます。
まさに実体験の上で大活躍したものたちです。
潰瘍性大腸炎憎悪期の苦しさはなった人でしか分からないと思います。
固形物はもちろん、液体でも摂るとそれが腸の入ったことが分かるほどのお腹の激痛で苦しみ、頻回にトイレへ駆け込みます。一度行っても数分後に再び便意を催しトイレへ駆け込み動けなくなる状態に「私は何か悪いことをしましたか?もう許してください」とトイレが懺悔室のようになっていました。
身体も精神も疲労困憊、何度も「これが死ぬまで続くなら今すぐに死にたい」と酷い腹痛で眠れない時は考えたものでした。
一度だけドクターストップで6日間会社を休みましたが、途中で医師が変わったために、どんなに症状が酷くても会社で仕事をしていました。昼休みは食事をすることが出来ないので横になって休む毎日でした。特に治験中・後は病状が悪く水を飲んでもすぐに血の下痢をする日々で絶望の毎日でした。
そんな状況で助けてくれたものを今回ご紹介します。
今、現在、同じように潰瘍性大腸炎に苦しむ方の参考になれば幸いです。ただ薬と同じで体質や病状によっては合わないこともありますのでご注意下さい。あくまでも参考までにしてください。
1)甘酒
ご存知「甘酒」です。
「甘酒」は潰瘍性大腸炎になった時から常用していました。身体が欲していたのか不思議と飽きませんでした。そして不思議なことに潰瘍性大腸炎になってから、それまで苦手だった「生姜」が美味しくなり「甘酒」にも入れて飲むようになりました。
飲む点滴と言われる「甘酒」は丁度ブームになっていたので、いろいろ試して自分に合うものを飲んでいます。
甘酒も「酒粕」から作られるものと「米麹」から作られるものと2種類あります。そしてこの2種類をブレンドしたものもあります。「米麹」から作られる甘酒が栄養が高く飲む点滴の由来となっています。
甘酒はメーカーによって甘さやとろみなど様々なものがあります。
なので、この甘酒に関しては個人の嗜好が大きく関与すると思いますので、どのメーカーが良かったなどは伏せさせていただきます。
2)ゴオウ
「ゴオウ」とは漢方薬の成分の1つです。
「牛黄」と書いてゴオウと読みます。牛の胆石から作られる貴重な生薬なので、この成分が入っているものは、かなり高価なものになります。
「ゴオウ」は古来より滋養強壮剤として使用されてきました。特に肉体疲労時に効果があるのでインフルエンザのや風邪などの発熱時の時に服用すると身体の怠さが楽になります。ただ「ゴオウ」単体はかなり高価なので、私は「ゴオウ」または「ゴオウチンキ」の入った強壮ドリンク剤を飲むようにしています。
おススメは「ユンケル黄帝L」です。
これには「ゴオウチンキ」もですが「ローヤルゼリー」も入っている優れものです。このドリンクは潰瘍性大腸炎を発症する前から愛用していますが、期待通りの働きをしてくれるのでいつも助かっています。
私はインフルエンザ予防接種をすると必ず発熱に身体が怠くなりますが、このドリンク剤でかなり楽になります。
3)プロテイン
プロテインも試しました。頂き物ですが効果はあったように思います。
腸壁修復にタンパク質は必要ですが肉などの固形は食べられなかったので、役に立ったのではないかと思います。あまり実感はないのですが、摂取することで腹痛悪化などの症状はありませんでした。
そして退職し薬も変わってから病状が落ち着いてきて食事も少しずつ摂れるようになったので、プロテインは飲んでいません。
4)経口補水液
OS-1が有名ですが私は味の素から出ている経口補水液を飲んでいました。リンゴ味で美味しく飲みやすいからです。
下痢による脱水症状を予防するためです。
5)紅茶
紅茶は下痢に効く、とネットで見たので。それまでコーヒー好きで1日2~3杯飲んでいたのを止めて主に紅茶、たまに日本茶にしました。
効果があったかは不明ですが…コーヒーよりは刺激はなかったと思います。
以上が私が潰瘍性大腸炎増悪時及び治験中・後の最悪時にお世話になったものです。前回のサプリと合わせて、お世話になったものたちです。
寛解期でも生ものをはじめ刺激物や油ものは摂らないように注意していたのですが、油断した「かつ丼」1杯で初めての増悪期へ突入し、ステロイドが効かない副作用が大変な状況になってしまいました。
大変な、そしてツライ毎日でした。なんとか乗り切れたのは今でも不思議です。よく働けたな…と自分で感心しています。
今は食べる時や食品を買う時にガイド(スピリチュアルガイド)が「ストップ」をかけてくれるので食べる量や内容をチョイスしているので、食べて酷い腹痛が起きたり下痢したりはありません。
余談ですが・・・
食べると一発アウトと言われていたケンタッキー。今、症状が落ち着いているので、小さいものでしたがチャレンジしてみました。ガイドの「OK」が出たので食べましたが増悪期になりませんでした。ミニかつ丼(かつ2切れ)も大丈夫でした。
寛解期だと少量なら食べられました。二度とケンタッキーやかつ丼は食べられないかと絶望しましたが・・・
良かったです。
ただ今回は大丈夫でも、次は分かりません。その時の病状ではアウトになるかも?なので、綱渡り状態です。皆様の参考になっていないかもです。すみません。
これからも同じく潰瘍性大腸炎で苦しむ方に私が試して良かったものがあれば、お伝え出来ればと思っています。
どうか無理せず、お大事にされてください。
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